写真について 沸騰篇 第九回

写真について 沸騰篇 第九回

友人と二人で結成したものの、保留にしてしまった音楽ユニットのことを、考えていた。
もともと、そのことが気がかりで、考えていたら、こうなった前提を考え出して、ここまで長い文章になってしまったのだが、もうめんどくさい理屈を書くつもりはないから(もともと少ない脳みそを使ったから、僕、もう、頭が痛いのよ)、具体的なプランを書いていくけど、友人とのユニットは、ほとんど、全て、スカイプによるセッションをそのままiPhoneで録音したらどうだろうか、と思った。
リアルタイムで、ライブで、セッションで、僕が舞台は整えるから、友人はギターリスト=演者になって、ただ、舞台を駆け回っていればいいのではないだろうか。
そういう意味で、僕は、秋元康の役割も兼ねる、ということか。
ということは、友人は、サッシー=指原か。

友人とテンションが上がって、ついつい録音して、サウンドクラウドにアップしたスカイプによるセッションの曲は、Twitterでもリンクがつぶやかれていて、数日後、その曲を、外国人の自称、ミュージシャン兼プロデューサーが、Twitterで、お気に入りに登録していた。
あれらの曲を、おっ、と思って、気に入る人間も、いるということだろう。
どうせ、僕たちの音楽は、日本人には受けないだろうから、とっとと外国人に向けて、ネットを通じて、配信しちゃえばいい(サウンドクラウドにアップしている僕の曲のほとんどは、外国人がいいね! ボタンを押していて、書き込まれたいくつかのコメントもすべて英語である)。
音楽は国境を超えるぜ。
そもそも、ツインさんも外国人なのだし、僕は、写真も含めて、日本人にだけ向けているつもりはない。
外国人は、グレートとかさ、エンジェルボイスとか、僕の作品にコメントしてくれるから、好きよ。
いまいち、僕は、英語が分からないから、もしかしたら、バカにしているのかも知れないけど、コメントなんて、だいたい理解できればいいわけだし、世界は広いからね。
ネットは広大よ。

録音は、僕がして、大まかな指示をすればいいんじゃないかな。
実際、あれらのセッションは、完成度は著しく低いけど、勢いがあるからね。
音楽なんて、勢いがあればいいのよ。
その勢いを流れとして調節できる人間がいればいいわけで。
それは、僕がやるから。

そうしたらさ、女友達のベースもセッションに入れることが出来る。
メインは二人にして、あとは、やろうと思えば、セッションのメンバーは増やしていけるシステム。
もう、これはあれだね、デイビスのジャズのフリーセッションと同じだね。
僕はシンセで、背景=ループパターンを作ればいいんだから。
そんなもの、いくらでも出来るもの、僕は。
RECシリーズぐらいのものでいいだろうから。
あとは、楽器の演奏を加えればいい。

多分、売れないアンダーグラウンドミュージックになるだろうね。
売れなくても、おっ、と感じる人がいればいいんだから。
これは、あれだね、ユニットのアカウントをサウンドクラウドで作って、アップすればいいだろうし。

友人は詩人だから、言葉に関しては、担当してもらえればいい。
ユニット名、曲のタイトルとかは、まかせるし、外国人のよくわからない英語のコメントとかも、対応してくれればいいんじゃないかな。
ベーシストのニコ(?)もいるし、僕は、ベルベットで言えば、ウォーホールの役目も果たせばいいのかな。
ジェケットのビジュアル担当で(バナナ)。

ああ、そういえば、RECシリーズ、もうちょっとしたら、全て削除するから、必要だったら、ダウンロードしておいてねこ。

ちなみに、僕がユニットの曲は、アニソンを目指す、と言っていたのには、理由があって、それは、アニソンが、アニメやキャラクターありきだから、というのがあるんだけど、文章がちょうどいい量になったから、そのことの詳しい説明はしない。
僕はそこで、アニメ=舞台、キャラクター=演者、と多分、考えていたんだろうね。