覚書 7

覚書 7

昨夜、曲を三曲作って、サウンドクラウドにアップした。
これで、新しいアルバムの曲数は、六曲になり、残りは、二曲か三曲。

iPhoneのアプリだけで曲を作る場合の準備時間が縮まったように思われる。
音を五つ用意して、プレイするまでの時間が、一時間から、三十分ほどになったようだ。
インサイドノイズ、という曲で、カオスパッドを用いて、加工してみたのだが、加工だけで二時間以上かかったし、仕上がりの音質が劣化し、ノイジーになっていた。
私の本来のイメージでは、ノイジーな曲ではなかったのだが、それはそれでいいか、と、先程、タイトルに、ノイズ、という言葉を足しておいた。

カオスパッドは、どうやら、音を弄るほどに、音質が劣化するみたいである。
劣化することも見据えて、曲作りに活かせればいいのだが、あまり多用せずに、変わった曲を作りたい時に使用するようにしよう。

四枚目のソロアルバム「愛と憎しみ」を製作するのを辞めようかな、と考え始めている。
今取り組んでいるテクノのアルバムの方が自分で納得がいく出来になりそうだし、何でも作ればいいものでもないだろうから。
ボツにすることも必要で、三枚目のアルバム「デイ」の次は、「愛と憎しみ」ではなく、今手掛けている楽曲たちが相応しいように感じられる。

「デイ」はアンビエントをかなり意識して作った。
何曲か、テープレコーダーに音を録音して、それを背景のように使用したのだが、その結果、音質は悪くなった。
音質が悪いことが、いけないことではなく、「デイ」の場合は、それでよかったと自分では思っているのだが、ならば、その次は、音質のいいアルバムを作った方がいいのではないか、という気がしている。
音質のいい曲も作れるのに、わざわざ続けて、音質の悪くなる方法で曲を作る必要が感じられないし、「デイ」を超えるものを目指すならば、別の方向性を模索した方がいいようにも思える。

今製作しているものを、四枚目のアルバムと捉え直し、来月末までに仕上げる予定に変更。
多分、アルバムの曲自体は、今月中に出来そうな気配である。