写真について 沸騰篇 第三回

写真について 沸騰篇 第三回

先日、友人二人とスカイプで朝方まで話した。
今日は、音楽について、書いていこうかと思う。
というのは、計画していた友人と二人で音楽活動をする話が前に進み、スカイプで演奏して、実験的に、iPhoneで録音して、サウンドクラウドに4曲、アップしたりしたからであった。

そして、すぐに曲を作って、サウンドクラウドにアップしたところ、一緒にやろう、というゆしらくんが、僕の曲にギター演奏を重ねて、2曲、アップしたのが、昨日であった。
仕事の行き帰りに聞いて、ああ、こういう感じになったか、と思った。
思いのほか、ギターの音が大きく、僕のシンセの演奏が後ろに来ていた。
これは、主役はギターなんだな、というのと、隙間なく、ギターの音を入れていたので、こちらも、もうちょっと難易度を上げていいかな、と思って、少し作り込んで、昨夜、新たに3曲をサウンドクラウドにアップした。

ゆしらくんのアレンジした2曲を何度も聞いて、細かいことを言うのはやめよう、文句を言うのもやめよう、と思った。
これは、アレンジをお願いしている、というよりかは、楽曲をゆしらくんに提供しているのに近いな、と感じたから。
僕は、一旦、ゆしらくんに、曲を預けたのだから、お任せして、好きなようにしてみたらいいだろう、と。
僕だけの演奏よりも、二人の演奏の方が、いい曲になったかな、と思ったし。

僕は、現在、4曲(二つの曲を一つにつなげたので、5曲ではなく)をゆしらくんに預けている。
こちらの仕事は、とりあえず、終わったから、ゆしらくんがアレンジするのと、僕がアレンジするゆしらくんの曲を、ゆしらくんが演奏して、サウンドクラウドにアップするのを待っていればいい。
僕は、概ね、やると決めたら、すぐにやってしまう。

あんまりこんつめても、辛くなってしまう。
僕は、今回は、アニソンを作ろう、と考えている。
APHEX TWINの曲を三曲、YouTubeで何度か聞いてみて、ああ、確かにこれは、ゆしらくんが言う通り、僕の曲に近いところがあるかも知れない、と感じた。
そして、僕は、フリップサイドをよく聞いていて、こちらを参考にしようと考えている。
アニソンを作ろう、と思っていても、僕ではアニソンにはならないだろう、ましてや、ゆしらくんのギターはアニソンではない。
それでも、僕は、アニソンにしたい、と考えている。
そうしないと、意識しすぎて、煮詰まってしまうだろうし、よくてモノマネの域を出ないだろう。
僕は最近、仕事の行き来に、アニソンのアガペを聞いて、いい曲だなー、と思っている。

僕が本気を出してしまうと、暗い、辛い部分が、音に出てしまうようで、僕は、3枚目のCDで、本気を出せたし、これ以上の完成度を上回る曲は作れないだろう、と思っている。
手を抜くわけではなく、アニソン、というのが、今の僕にはちょうどいいだろう、という考えがある。

APHEX TWINの曲は、素晴らしいと思った。
これを目指すとなると、お互いに辛くなるのは目に見えている。
足りないものを足して行かなければならないし、そこには限界が生じるだろう。
僕たちは、オリジナルでいいのだし、その、今の僕たちでどういう曲が生み出せるのか、ということが一番重要なので、あまり音楽のことを考えるのではなく、写真を撮ったりしながら、気ままに音楽をやっていった方が、多分、上手くいくだろう。
なぜなら、お互いに、すでに蓄積されていることはあるし、それは、自ずと出てくるのだから、殊更に、完成度を求めて、世の名曲をなぞろうとすることは、音楽を殺すことに等しいからである。

みかちゃんとは、およそ、一年ぶりぐらいに、話した。
これからの写真のテーマは、共有、になるだろう。
そのことだけを、考えていればいいのではないだろうか。
とりあえず、毎月、30枚以上、インスタグラムに写真をアップすることを目標にすればいいのではないだろうか。
共有する喜び、悲しみ、切なさ、などが、写真の軸になっていくような気がしている。

まぁ、別に、共有じゃなくてもいいし、撮りたくなかったら、撮らなくてもいいんだけどね。
試行錯誤しながら、やっていけばいいんじゃないかな、僕は、試行錯誤しながら、音楽をやっているわけだし。