新しいアルバム用の曲、20曲を作り、サウンドクラウドにアップし終えた。

新しいアルバム用の曲、20曲を作り、サウンドクラウドにアップし終えた。
今、MP3に音楽データを変換して、アイフォンに取り込んだ。
後は、聞きなおしながら、15曲ほどに曲を絞り、アルバムの曲順を決めるのと、ジャケットをデザインして、CDを焼いて、アルバムを完成させるだけなのだが、さすがに20曲あると、今までよりも時間がかかるだろう。
予定としては、6月末までに曲順を決めて、7月中にCDを完成出来れば、と考えている。

今回、曲を作り終えて、反省点は、僕の電子キーボードがお粗末だったこと。これは、反省しても仕方がないので、残念だったこと、と言うべきだけど、何事も挑戦することが大事かな、と思って、あえて、キーボード演奏をしていた。

今日、3曲を2時間ほどで作って録音し、サウンドクラウドにアップした。
これらの曲は、次回のCDを意識して、今までよりも簡単な音の組み合わせにした。多分、完成度は上がったと思う。ここでいう完成度とは、整合性のことで、整合性を高めるには、余分なことをしなければいい。余分な音を足さない。だいたい、三つぐらいの音が組み合わさっているぐらいでちょうどいいのではないだろうか。僕は今回、最大、同時に音を10組み合わせている。そんなに同時に音を鳴らせてしまうと、どうしても印象がゴチャゴチャになる。ゴチャゴチャしていては、整合性が保てない。僕は、音楽を始めたのが去年の秋なので、まだ一年経っていないぐらいなのだが、音というのは、きちんと鳴らせれば、1つでも音が立つことが分かった。一つの音色だけでも、曲として成立する。別に難しいことなどする必要はない。
どうして、今回、わざわざ完成度を落とすようなことをしたかというと、余分なことをしてみなければ、何が余分なのか分からないだろうな、と感じたからだ。まぁ、ゴチャゴチャした曲を作りたかった、という気持ちも大きくあるのだが、無駄をそぎ落とすには、何が無駄なのか、分かる必要がある。今回は、今までやらなかったことを色々とやってみた。その中で、なるほど、と納得することがいくつもあった(言葉で説明出来ないけど)。音の組み合わせ方を、今までよりも早くするように試みたので、少しは手が慣れて、電子楽器(ニンテンドーDSのソフトと電子キーボードとカオシレーター)の扱いが上手くなったような気がするし、頭の中の音色のストックも増えたように感じている。つまり、今までよりも、出来ることが増えたのではないだろうか。

今回はロックをやりたかったので、テンポを速くする必要があった。
BPMもそうだし、音の移り変わりも速くする必要を感じていた。
僕は多分、本来、もっとゆっくりとしたテンポの方が性に合っている。だから、次回は、アンビエント・ミュージックを意識して、ゆっくりと、余分なことをせず、音と音の間にある無音(余白)を多くするつもりだ。イメージとしては、2枚目のアルバム、スーパーノバに近い。今回はロックということで、ノイズを意識して多用していたが、次は、キレイな音、僕がイメージする女性的な音色を中心に曲を作る予定でいる。

今回の曲で僕が一番気に入っているのは、レイン、という曲。
あれは、雨って感じが出ているなぁ、と自分では感じている。

僕としては、今回の曲たちも好きである。
あまり人様からのウケがよろしくないであろうことは分かっているのだが、いいんじゃないか、と感じるところもあるし、相も変わらず、楽しく曲を作れたので、それだけで満足している。

次回は、アイフォンのアプリで作った曲を3曲、電子楽器を用いて作った曲を3曲、計6曲で構成しようかな、と考えている。そうすると1曲10分ほどか。ちょっと短いかなぁ。1曲20分ぐらいだと考えると、4曲にするべきか。そういうことは、実際に制作に取り組めば、変わってくるので、とりあえず、4曲から6曲の間で、CDを作ることになるのではないか、と思っている。

それにしても、サウンドクラウド、僕のは、オリジナルの曲よりも、カバーソング(伴奏なしの、ただの生歌)の方が再生回数が多いし、好意的なコメントなども多いことに、首を傾げている。再生回数が多いのは、検索でひっかかって、それで聴く人がいるんだろう、と納得出来るのだが、僕の下手糞な生歌に、いいね! とコメントしたりする人の気持ちはよく分からない。
正直、恥をかくために、歌をアップしているようなものだから。褒めていただけるのは、嬉しいのだけど。

下手といえば、僕の電子キーボードの演奏も下手なので、そちらが褒められてもよさそうなんだけど、キーボードの演奏には何の反応もないね。どちらも、気持ちを込めてやってはいるんだよ。

今、アイフォンで調べてみたら、今回の20曲の合計時間が、76分ほどだったので、削らずに、20曲全部を、3枚目のアルバム「Y.T.」に収録してもいいかな。CDの時間的には、ちょうどいい感じのようだ(長めのアルバムではあるけど)。
この辺りのことも含めて、時間をかけて、もうちょっと思案してみよう。