今日、写真プリントが仕上がってきた。

今日、写真プリントが仕上がってきた。

賞に応募する40枚のプリントが仕上がってきた。
とりあえず、折れや汚れがないか、チェックしたら、一枚、少し折れていたので、再プリントをお願いしておいた。

自分の目で、自分が撮影した写真たちを見ていて、何も考えることが出来なかった。
ただ、今まではサンプル用に、家庭用インクジェットプリンターでプリントしていたのだが、写真屋銀塩プリント(色補正なしで発注した)は、色が濃く、その分、全体の濃度が濃くなった。また、黒の出方が、インクジェットに比べて、豊かになって、黒潰れしにくくなった。
ヌメヌメとしている。
あまりに生々しい。
これは、僕のイメージとは違っていた。
想像以上に、写真になっていた。

明日、作品票をプリント一枚一枚に貼り付ける予定なので、改めてプリントの仕上がりを見ようと思っているのだが、もしかしたら、あれらは凄いのかも知れない。
まだ仕上がりにピンと来ていないけど、これで賞をもらえなかったら、仕方ないな、と思う。
ベストは尽くした。仕上がりに文句はない。

想像以上に、色がよかった。
カラーリバーサルフィルムでのプリントみたいに、発色がはっきりとしていた。
これは、RICOHのRシリーズ独特の色味なのだろう。
また、デジタル一眼レフカメラと違って、写りの輪郭がボヤけているのも、悪くないな、と思った。
レンズがよくて、輪郭がはっきりし過ぎると、ピシッと決まりすぎてしまうかも知れない。
輪郭が少しボヤけているから、色がはみ出して見えるように感じられる、かも知れない。色が踊っている、動いている、ちょっと尋常ではない色だな、とは思った。

ヌメヌメとしている。

1000万画素のコンパクトデジタルカメラで撮影したので、プリントの仕上がりに若干の不安があったのだが、四つ切りワイドでプリントして、とてもキレイに仕上がってきた。これなら、半切まで耐えられそうだ。全紙でもいけるんじゃないかな。
デジタルカメラのプリントの荒れやノイズに、今の人たちは慣れてきたと思うので、大伸ばしにして、荒れていたとしても、そんなに問題はないと、僕は思っている。

銀塩プリントにして、妖しさ、のようなものが出て来た。