Skypeで朝まで話した。

Skypeで朝まで話した。
友人のYくんと。

彼は、このブログで作品論を読みたいようだけど、こちらは、書く気がしない。

来年の6月に応募する写真の賞の応募要項と、容姿がネットでダウンロード出来ることを知って、今日、早速、プリントアウトして、書けるところは書いておいた。
一番恐れていたことは、この、写真の賞がなくなってしまうことで、それはなさそうなので、安心した。

僕がしなければならないことは、写真を撮るのはもちろん、ポートフォリオを160枚にして、そのうち、30から40枚をセレクトして、写真屋でプリントしてもらい、応募用紙と一緒に送ること。
締め切りの関係で、6月の初めにプリントして、送れるようにしておかなければならない。

それだけではなく、万が一、グランプリに選ばれたら、写真集を作ってくれるので、そのイメージを徐々に明確にしておかないといけないし、写真展も行われるので、そのイメージも、ある程度は、具体的に考えておかなければならないだろう。
ただ、賞をとればいいのではなく、その先のことまで、今のうちに、イメージを固めておく必要がある。
そうしないと、絶対にテンパってしまう。
わけの分からない状態に陥ってしまうだろうから。

それと同時に、賞に落選したときのことも、イメージしておく必要がある。
あまり、いいことばかり考えていると、現実とのギャップに立ち直れなくなってしまう。
当然、可能性としては、落選する方が高い。
落選したときの自分へのケア、今後の生き方を考えておく必要がある。

もし、グランプリに選ばれたら、写真集と写真展の準備で、忙しくなりそうだ。
そうなると、仕事に支障をきたすので、お世話になっている仕事先の人たちに説明をして、両立出来るようにしなければならないだろう。

まぁ、取らぬ狸の皮算用なのは、自分でもわかっているのだが、落選したときのことばかりを考えていて、万が一、グランプリに選ばれたら、舞い上がってしまうのはわかっているので、どちらにしても、心の準備を少しづつしていく必要を感じている。
僕は、心の弱い人間なのだから。

今日、応募用紙を書いてから、仕事に行く前に、ビックカメラに寄って、カメラを見てきた。
もし、写真の道が開けて、新たな作品用のカメラが必要になったときに、どのデジカメを買おうか、見に行った。
価格ドットコムで昨日、二時間ほど吟味していたのだが、候補は絞れてきて、SONYサイバーショットDSC-RX100NikonのV1、RICOHのGRデジタル4、これらの三つだろうな、と。
実際にお店に行って、触ってきて、あ、これはサイバーショットDSC-RX100だな、と確信した。

値段はどれも50000円以内で、それなりにお高い。
僕は今、作品では、中古で8000円で購入したRICOHのR10を使用しているのだが、やはり、画像の限界を感じている。
暗部のノイズ、ボケの潰れ具合。
それ以外は、気にならないのだが。

50000万もするデジカメを買う必要が今のところはないので、買わないけれど、もし、必要になったら、手軽に持ち歩けるデジカメが欲しい。
RICOHのGRは、単焦点レンズなので、利便性が悪い。
あと、実際に手に持った感じが、軽くて、ちょっとイマイチ。
NikonのV1は、ミラーレス一眼カメラなので、画質はいいし、想像以上に、電子ファインダーが見やすくてよかった。
ファインダーを除くと、背面の液晶から、自動的に、電子ファインダーに切り替わる機能には驚いた。
ただ、AFが遅い。
あと、僕は、仕事ではCanonのカメラを使っているので、レンズを新たに買い足す必要があって、Nikonだと、ミラーレス(レンズ交換式)である必要がない。
それならば、EOS Mがいいのだけど、価格ドットコムで見ると、AFが遅すぎて、評判がよくなかったので、買う気になれない。

SONYサイバーショットDSC-RX100は、まず、ボディの無駄のないデザイン、握ったときの重みが気に入った。
この感じは、現在、使用しているRICOHのR10に近い印象がある。
電源を入れて、シャッターをきってみたのだが、AFが早い。
液晶に映った画像が信じれらないぐらい、鮮明であった。
この鮮明さはきっと、デジカムで培った技術ではないだろうか。
どうも、写真というよりかは、映像、という感じがした。
そういう意味では、鮮明すぎるのかもしれない。
RICOHのGRシリーズはいい意味で写真的な写りをするようにセッティングされている。
しかし、新たに手に入れるカメラとしては、サイバーショットに軍杯があがる。
これはもう、直感としかいいようがないものなのだが、レンズが28から100ミリなのも、使いやすくて、ちょうどいい。
あとは、手触りかな。

本当は、R10で十分なのだけど、画質の限界はいかんともしがたい。
だからといって、作品で、一眼レフカメラを使う気にはならない。
そうなると、サイバーショットがいいな、と思った。

こういうことを書いておいて、いざ、応募したら落選した、となると、格好が悪いのだけど、先がないよりかは、先があった方がいいとは思う。
あんまり悲壮な決意で臨むつもりはないし、かといって、浮かれるのもしんどい。
今後は、そういう自分との闘いになっていくな、というのは、すでにわかっている。
だから、ただ、作品のことを考えて、撮影して、プリントしていければいいのだと思う。
純粋に、悔いが残らないように、やっていければ、賞の結果がどうであろうとも、マイナスにはならないだろうから。
本当は、楽しくやっていけたのなら、それ以上に素晴らしいことなどない。